木簡の樹種は多種多様 - サワラを初確認
2010年6月30日 奈良新聞
![]() サワラ材と判明した木簡と木材組織の顕微鏡写真(平城宮木簡七、奈良文化財研究所紀要2010から) |
奈良市の平城宮跡で出土した木簡の樹種を奈良文化財研究所が生物顕微鏡を使って観察したところ、スギやヒノキのほか、多種多様な樹木が確認された。地域や用途による使用樹種の違いなど、今後の研究の基礎資料になると期待されている。 科学的な樹種の調査は平城宮跡の出土木簡で初めて。宮殿の中枢部にあたる大極殿院と朝堂院の木簡86点で木材組織を調べた。 その結果、30点がスギ、28点がヒノキで多数を占める一方、古墳の木棺材として知られるコウヤマキ2点、サワラ3点、カヤ1点などが確認された。広葉樹も2点あった。… |
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