国原譜
リニア中央新幹線建設に向けた動きが活発に…
リニア中央新幹線建設に向けた動きが活発になってきた。昭和48年11月に示された基本計画で「奈良市付近」が経由地と分かり、機運が盛り上がった。
以来、何度も新聞記事になってきた大事業だが「奈良駅」は本当に実現するのだろうか。そして実現するとすれば、一体いつごろになるのだろうか。
JR東海が中間駅の建設費について、一部負担を検討する考えを明らかにしたことは、確かに朗報に違いないだろう。ただし地上駅か地下駅かでは大違いで、問題解決はこれから。
JR東海の試算では、地上駅なら1駅当たり約350億円であるのに対して地下駅だと約2200億円もの建設費になるという。350億円でも膨大な額だ。
むかし聞いた話では「奈良市付近」は大深度の路線になるということだった。それなら地上駅など不可能ではないのか。科学的に、技術的にどうなのかがはっきりしない。
11日に開港した茨城空港ではないが、リニア中央新幹線の「奈良駅」ができることのメリットとデメリットもまだよく分からない。元運輸省官僚の荒井正吾知事もよくよくご検討を。(北)
以来、何度も新聞記事になってきた大事業だが「奈良駅」は本当に実現するのだろうか。そして実現するとすれば、一体いつごろになるのだろうか。
JR東海が中間駅の建設費について、一部負担を検討する考えを明らかにしたことは、確かに朗報に違いないだろう。ただし地上駅か地下駅かでは大違いで、問題解決はこれから。
JR東海の試算では、地上駅なら1駅当たり約350億円であるのに対して地下駅だと約2200億円もの建設費になるという。350億円でも膨大な額だ。
むかし聞いた話では「奈良市付近」は大深度の路線になるということだった。それなら地上駅など不可能ではないのか。科学的に、技術的にどうなのかがはっきりしない。
11日に開港した茨城空港ではないが、リニア中央新幹線の「奈良駅」ができることのメリットとデメリットもまだよく分からない。元運輸省官僚の荒井正吾知事もよくよくご検討を。(北)