国原譜
自衛隊の支援活動が始まったハイチの大地震…
自衛隊の支援活動が始まったハイチの大地震の記憶も新しい中、今度は南米のチリで大きな地震が起きた。これが環太平洋地域の宿命か。
チリでは半世紀前の昭和35年5月にも大地震があり、この時の津波が北海道や三陸沿岸などを襲い、わが国の死者・行方不明者が140人を超す被害となった。
「忘れたころにやって来る」のが地震だが、50年前のチリ地震による津波をどれだけの人が覚えているだろうか。奈良に来るまでは海辺の町ばかりにいた当方にも記憶はない。
普段はほとんど意識しないが、東海・東南海地震も、いつやって来てもおかしくない。シミュレーションはあるといっても、いったいどれくらいの規模になるのか本当は分からない。
海の向こうの大地震で、確かに地球の国々はつながっているのだと実感する。わが国もハイチと同様にチリを支援すればいいし、地震情報の共有化も進めればいい。
内側を向けば、国内、県内、市町村内と身近な課題に向き合っているのも事実。だが、地球規模で見えてくることへのかかわり(コミットメント)も手放すまい。(北)
チリでは半世紀前の昭和35年5月にも大地震があり、この時の津波が北海道や三陸沿岸などを襲い、わが国の死者・行方不明者が140人を超す被害となった。
「忘れたころにやって来る」のが地震だが、50年前のチリ地震による津波をどれだけの人が覚えているだろうか。奈良に来るまでは海辺の町ばかりにいた当方にも記憶はない。
普段はほとんど意識しないが、東海・東南海地震も、いつやって来てもおかしくない。シミュレーションはあるといっても、いったいどれくらいの規模になるのか本当は分からない。
海の向こうの大地震で、確かに地球の国々はつながっているのだと実感する。わが国もハイチと同様にチリを支援すればいいし、地震情報の共有化も進めればいい。
内側を向けば、国内、県内、市町村内と身近な課題に向き合っているのも事実。だが、地球規模で見えてくることへのかかわり(コミットメント)も手放すまい。(北)