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国原譜

記者になって、初めての取材が選抜高校野球…

 記者になって、初めての取材が選抜高校野球大会だった。だから25年たった今でも「センバツ」と聞くだけで、ワクワク感で気持ちが騒ぎ立つ。

 特に同大会は夏の選手権とは違い、名称の通り出場校が選考で決まるシステムだけに、関係者やファンはワクワク感とともにドキドキ感も加わる。

 そして今年は県から天理が選ばれた。3年連続20回目出場を数える常連校ながら昨秋の近畿大会は8強どまり。また不祥事を乗り越えての朗報となり、関係者の喜びもひとしおだっただろう。

 待ちに待った出場決定。しかし選手は単に待っていただけではない。ひと冬を越えてどれだけ成長できたか。大会開幕の3月21日まで練習は続く。

 それは昨秋の近畿大会で初戦敗退を喫し、惜しくも選考からもれてしまった郡山や関西中央も同じ。さらに選考にかからなかった他の高校ナインも含め、夏に向けた戦いは既に始まっている。

 高校野球生活を締めくくる夏の甲子園に対し、春とともにやって来るセンバツの良さは「始まりの大会」だということ。天理の活躍を待ち、またワクワク感が高まっていく。(松)

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