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国原譜

活字を扱う仕事をしていると、調べものをす…

 活字を扱う仕事をしていると、調べものをする際の資料をいかにそろえるかということも大切な要素となる。ネット検索ですぐに調べられるものもあるが、いざとなるとやはり書籍に頼っている。

 複数の本や資料にあたり、記載内容の確認をするなどの地道な作業を怠ると誤報につながる。時間はかかるが、あだやおろそかにはできない。

 そんな折、県内に強い味方が登場した。大和郡山市に本部を置く啓林堂書店奈良ビブレ店(奈良市小西町)が、3階から地下1階に店舗を移して27日にオープン(28日付3面)。売り場面積500坪、専門書から児童書まで実に40万冊が並ぶ県内最大級の規模となっている。

 ひときわ目をひくのは県関係の書籍が630点と充実し、古墳などジャンルごとにズラリ並んでいる点だ。本の表紙がうれしそうにこちらを向いていて、何を買おうか迷うくらいだった。

 そこには地元企業として、地方文化の発展に寄与するという決意が込められているように思えた。

 奈良を詳しく知るための、地元の人たちへの“情報発信基地”としての役割に大いに期待が膨らむ。(恵)

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