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国原譜

衆院選後、近畿で初めての政令市長選挙とな…

 衆院選後、近畿で初めての政令市長選挙となった大阪府の堺市長選挙は27日、橋下知事の支援を受けた無所属新人が、3選を目指した現職ら無所属3人を大差で破り初当選した。

 自民、公明の推薦を受けた現職候補は、民主、社民両党も地元段階では事実上支援するという「相乗り候補」であったが、橋下知事らからは「与野党の談合だ」などと批判されて敗れる形となった。

 奈良県には直接関係はないものの、今後の選挙の「かたち」を考える材料にはなるだろう。大差の敗北は相乗り批判に負けただけでなく、自公の組織自体の建て直しができていないことを示す結果ともいえよう。

 そうした組織の建て直しの出発点として昨日、自民党では総裁選挙が行われ、衆参の国会議員票でリードした谷垣禎一氏(64)が、地方票も手堅くまとめて第24代総裁に選ばれた。

 このところ総裁は筑豊、上州、長州出身者が続き若干なじみが薄かったが、谷垣氏はお隣の京都府福知山出身なので親近感が持てる。

 近畿では平成元年の第13代宇野宗佑氏(滋賀県)以来の総裁。その手腕に注目が集まる。(恵)

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