注目記事山下県政 世論調査の全結果掲載

国原譜

奈良市の仲川元庸市長が、9月定例議会の本…

 奈良市の仲川元庸市長が、9月定例議会の本会議中に議場でガムをかんでいた「問題」は、それだけに終わらず、各部署の部課長が重点施策を説明するヒアリングの場でも行われていたことが15日分かった。

 お粗末を通り越して、聞いてる方がなぜか恥ずかしい思いにかられてしまった。議場という神聖な場所での所業に、「議会への冒とく」と議員から怒りの声が上がるのも無理はない。

 のどが弱い、風邪気味とかいろいろ個人的な理由はあろうが、ガムやあめを公式の場で口にする感覚は、当方は持ち合わせていない。そんな度胸もない。

 ヒアリングに出席した職員は「年上を前にして、しかも話を聞く立場にありながらガムをかむなどとは常識外。若いだけでは済まされない」と憤りを語っていたという。

 行政経験の全くない新市長を職員が支えていこうとしているのに、職員の反発を招いてどうするのか。謙虚さがないと人はついてこない。

 奈良市は、言うまでもなく国際文化観光都市。皇室をはじめ国家のトップや内外の要人が多数来られる特別な場所。失礼などあってはならない。(恵)

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