注目記事山下県政 世論調査の全結果掲載

国原譜

総選挙の日程が決まって、スケジュール的に…

 総選挙の日程が決まって、スケジュール的にはすっきりしたが、国民の気分も変な落ち着きのようなものが出てきたのではないか。

 追いつめられたといわれる自民党も、もはやジタバタしてもしかたがないといった居直りというか受けて立つ姿勢がみえる。「逆境の方が好きだし、燃える」と言う候補予定者もいた。

 何しろ21日の解散から40日間という、夏休み並みの長丁場。連戦連勝の民主の勢いも少しは冷えるだろうし、敵失を誘うなど反撃のチャンスがあろうというもの。

 野球の試合と引き比べては失礼だが、いつ逆転満塁ホームランが飛び出さないとも限らない。勝負事は「ゲタを履くまで分からない」のが通り相場だ。

 野球といえば、シーズン折り返しというのにすっかり熱が冷めてしまった向きもあろう。白虎隊ならぬ「弱虎隊」と化した球団もあって、はや落城寸前。主将の首も危ないらしい。

 選挙の話が縁起でもない方向へそれてしまったが、「戦雲暗く陽は落ちて/孤城に月の影哀し」と霧島昇が歌った「白虎隊」は、古賀政男の作。きょう25日は大作曲家の命日でもある。(コ)

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