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国原譜

麻生太郎首相が衆院解散・総選挙の時期につ…

 麻生太郎首相が衆院解散・総選挙の時期について「そう遠くない」と発言、政界ではさまざまな憶測を呼んだ。すわっ、早期解散選挙か、という訳だ。

 しかし市民感覚からすれば、衆院議員の任期満了は9月10日と決まっているのであって、6月も終わろうかという時期からすれば早期も何もないように思う。

 「脳死は人の死か」が問われる臓器移植法案など、じっくり論議してほしい問題もまだある。7月8日から始まる主要国サミットでは日本が大事な役割を担っている。

 政治的な駆け引きの要素が多分にあるとみえる東京都議選はそれほど重要とも思えないが、大切な課題の論議は十分やってほしい。「政局」に右往左往はみっともない。

 こうした思いは国政選挙だけでなく、間近に迫った奈良市長・市議選や高取町議選などの地方選挙に対しても同じ。自分の言葉で説得力のある政策をどれだけ話せるかだ。

 3人の立候補予定者の名前が挙がっている奈良市長選では「どの人を選べばいいか、今回はとても悩む」という市民の声をよく聞く。そんな声が出る市民の本音はどこに。(北)

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