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国原譜

県内の高校野球ファンが待ち望んでいた朗報…

 県内の高校野球ファンが待ち望んでいた朗報が先週末、ついに届いた。春のセンバツ大会に県から2校が出場するのは、実に15年ぶりの快挙だ。

 代表の座を射止めたのは智弁学園と天理。秋の近畿大会で優勝と準優勝を分け合った実力校だけに、本大会でもそろって上位進出に期待が膨らむ。

 何しろ前回、県勢2校が選抜された大会では、郡山が北海道の函館大有斗に惜敗したものの、天理が快進撃。決勝でも愛知県の中京大中京を寄せ付けず、紫紺の大旗を初めて県にもたらした。

 今年のチームも強い。近畿を制した智弁学園は青山投手ら夏の甲子園を経験したメンバーが多く残っており小坂監督も自身初の選抜に燃えている。

 一方の天理は、不祥事を乗り越え、県予選3位と苦しみながらも近畿大会を勝ち上がった。夏の甲子園V2の橋本監督に率いられ、同校にとっても記録更新となる5年連続のセンバツに挑む。

 県勢2校出場の背景には、県予選決勝で智弁学園を下した奈良大付など、私学2強を追う各校の伸張もある。高校生の頑張りを応援し県全体の民力アップにもつなげたい。(松)

 

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