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国原譜

どこまで危機感を持ち、再建に向けて必死な…

 どこまで危機感を持ち、再建に向けて必死なのか、そんな意識がみられなかった。自民党県連の役員総会は、惨敗の後遺症がまだ癒えていない。

 鳩山政権も、誰が首相なのか分からないといわれるほど、ギクシャクし始めているのに、自民党に元気がない。政権を奪還しようという気力が感じられない。

 党中央もさることながら、地方組織の再建こそ急務だ。県連としては、田野瀬良太郎氏の会長続投は決まったが、まずは他の主要ポストを刷新することだ。

 来夏の参院選候補も2人に絞り込まれたようだが、優れた人物なら、1人を落とすのではなく、次期衆院選の候補者にしてもいい。これまでの腐れ縁から脱却するチャンスが今なのだ。

 それよりも、総会でも批判されたように、党分裂の解消が第一だ。口先だけの「自民党改革」なる名称の県議団会派が果たした“罪”は、あまりにも大きい。

 その「改革」グループが筋を通して、復帰を「お願い」するしかない。その仕事は幹事長職にある服部恵竜氏がすべきで、言い訳はいらない。誰もが見抜いていることを知るべきだ。(治)

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