催しラインアップ―奈良のイベント情報【4月11日更新】
展示・ギャラリー
第40回斑鳩美術協会展
4月11~15日 9~17時(最終日は16時まで)
斑鳩町中央公民館(斑鳩町龍田南2丁目)
洋画、書芸、写真、彫塑工芸の作品を展示。
電話:0745(74)1511
華道甲州流いけばな展
4月13日 10~17時
やまと郡山城ホール 展示室(大和郡山市北郡山町)
電話:0743(54)8000
第7回専志会書展
4月13、14日 10~17時(最終日は16時まで)
奈良県橿原文化会館 展示室(橿原市北八木町3丁目)
電話:0744(23)2771
安藤栄作展
4月16~28日 11~18時(最終日は16時まで)
ギャラリー勇斎(奈良市西寺林町)
安藤栄作は2017年に第28回平櫛田中賞、2019年に第10回円空大賞展円空賞を受賞した1961年東京生まれ、県内在住の彫刻家。福島県に住んでいた2011年に東日本大震災で被災し、自宅、アトリエ、数百点の作品、愛犬を津波で失い、原発事故を機に奈良県に避難移住した。原木や廃材を手斧1本で彫り刻み、具象、抽象にとらわれず、ダイナミックな生命のエネルギーを形に表現している。
電話:0742(31)1674
安藤栄作の作品
第30回フォトグループまほろば展
4月16~21日 9時30分~17時(初日は11時から、最終日は16時まで。21日までの入館は16時30分まで)
入江泰吉記念市写真美術館 一般展示室(奈良市高畑町)
電話:0742(22)9811
チャールズ・ファジーノ3Dアート展
4月17~23日
近鉄百貨店橿原店 5階美術サロン(橿原市北八木町3丁目)
躍動感あふれる色鮮やかで楽しい“飛び出す”3Dアートの展示会。チャールズ・ファジーノは3Dポップアートの第一人者として国際的に活躍している米ニューヨーク在住の芸術家で、スーパーボウル、グラミー賞、メジャーリーグオールスターゲームなど数々のビッグイベントの公式ポスターを制作している。シルクスクリーン版画を何層にも重ねて作る独自の“3D”技法で世界の街並みなどを描いており、新作や人気作品、アートグッズなど約40点を展示販売する。
同店、電話:0744(25)1111
チャールズ・ファジーノ「ハート・オブ・マンハッタン」
イベント
音楽と食事を楽しむ菜の花まつり
4月13日11~15時
小規模多機能居宅型介護施設「より愛どころありがとう」・デイサービス「しんしんリハビリテーション菜の花」(桜井市生田)
資源循環型社会の形成をめざす「菜の花プロジェクト」の一環で開催する、菜の花畑を鑑賞しながら音楽と食を楽しむ屋外イベント(雨天時は屋内に変更)。ステージにはジャズピアニストの柴田コウメイ、ベーシストの西川サトシ、津軽三味線奏者のTAKAAKI、ソプラノ歌手の庵前通世らが出演。シフォンケーキ、たこやき、おはぎ、コーヒーなどがいずれも100円で販売される。
入場無料
駐車場あり。
大向さん、電話:090(9050)5546
刈払い機講習会
4月14日 9時
矢田山遊びの森子ども交流館に集合(大和郡山市矢田町)
雑草などを刈る「刈払い機」の誤った使用方法によるけがや死亡事故が発生しているのを受け、刈払い機の安全な使用方法を教える。刈払い機の始動、分解、使い方の基本、傾斜地での刈り方、刈刃の選び方、安全対策などを研修する。
定員は10人程度。
受講費2000円(テキスト代、保険代を含む)
主催はNPO法人森づくり奈良クラブ。
事前申し込み制。
申し込みは住所、氏名、生年月日、携帯電話番号を同クラブ事務局担当の清原さん、
電話:090(3017)9634、Eメール:hiko1948@orange.ocn.ne.jpへ。
久度マルシェ
4月14日 11~15時
王寺町久度4丁目の久度神社
キッチンカー、フードブース、雑貨ブースの出店や「平群盛り上げ隊」による甲冑体験コーナー、西和署による警察官体験コーナー、やわらぎウインドハーモニーの吹奏楽演奏、ダンスサークルkanoaのダンスショーなど。
入場無料。
雨天中止。
主催は王寺町食品衛生協会青年局と飲食店経営など行うガーデンクリエイティブ。
同社、電話:0745(51)0266
音楽
山の辺キリスト教会7周年記念チェンバロコンサート
4月13日 14時 桜井市河西の市立図書館多目的ホール。出演はチェンバロ奏者でオルガン奏者でもある上野静江。演奏曲はクープラン「百合の花開く」、バッハ「イタリア協奏曲」など。だれでも無料で入場できるが、整理券が必要。整理券の申し込みは同教会、
電話:0744(42)7818、Eメールinfo@yamanobe-cc.comへ。
第187回秋篠マンデーロビーコンサート「花便りコンサート」
4月15日 14時
秋篠音楽堂(奈良市西大寺東町2丁目)
出演は藤田毬花(ピアノ)と「トリオ・リーベン」(ソプラノ山下優子、バイオリン宮下優花、ピアノ向井千沙都)。演奏曲は藤田がショパンのバラード第1番と第4番、トリオ・リーベンがメンデルスゾーン「春の歌」、久石譲「風のとおり道」など。500円。同音楽堂、
電話:0742(35)7070。
取田悠希バイオリンリサイタル2024「ドビュッシーとブーランジェ 重なる哀の1918年」
4月20日 14時
やまと郡山城ホール 小ホール(大和郡山市北郡山町)
取田悠希は同市在住の若手バイオリニストで、春と秋の年2回、自主リサイタルを開催。通算12回目となる今回は、1918年に、闘病の末に55歳で亡くなったドビュッシーと、同年に持病のため25歳で夭折した天才女性作曲家リリ・ブーランジェの2人のフランス人作曲家を取り上げる。
曲目はドビュッシー「バイオリンソナタ」「月の光」、ブーランジェ「春の朝に」「夜想曲」など。ピアノは若杉亮。
1000円
取田さん、電話:080(1473)0248
男声合唱団ゾンターク第15回定期演奏会
4月21日 14時
やまと郡山城ホール 大ホール(大和郡山市北郡山町)
演奏曲は多田武彦「男性合唱組曲『雨』」、信長貴富「男性合唱とピアノのための『くちびるに歌を』」、昭和のレコード大賞受賞曲から「喝采」「勝手にしやがれ」など、「ユー・レイズ・ミー・アップ」などの洋楽ナンバーも。
入場無料だが整理券が必要。
同団の杉垣さん、電話:090(9706)2110
まほろばフルートオーケストラスプリングコンサート2024
4月21日 14時
奈良公園バスターミナルレクチャーホール(奈良市登大路町)
県内在住のプロフルート奏者により1995年に結成された、音域の異なる大小さまざまなフルートで合奏するオーケストラ。
第1部はマスカーニの歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」から間奏曲、ボルヌ「カルメンファンタジー」などオペラの名曲を特集。
第2部はポップな曲を集め、ケシック「フルートオーケストラのための『祭り』」、和泉宏隆「宝島」などのほか、同オーケストラメンバーの小松香織の書き下ろしによる新曲「紡ぎ風」を初演する。
一般2000円、高校生以下1000円
同オーケストラ事務局、電話:0745(74)2607
舞台
―10carats―ファビュラス・レビュー・ボーイズ in OSAKA 10周年記念公演 グランドショー「Revue on Revue」~スパークリング・ドリーム~
4月19日 18時30分、20日11時、14時30分
大阪市立こども文化センター(大阪市此花区西九条)
SS席1万3000円(完売)、S席7500円(U25割り引きあり)
世界初の男性レビューユニット『10carats』を中心に、ОSK日本歌劇団や宝塚歌劇団のOG、ミュージカル俳優らが贈るレビューショー。出演は作・演出・振り付けも担当する神崎順はじめ、「マツケンサンバII」の振り付けでおなじみの真島茂樹、桜花昇ぼる(元ОSK日本歌劇団トップスター、斑鳩町出身)、佐野圭亮、夢路ほか。ОSKOGの妃那マリカ、愛瀬光、すばる未来、かなめ樹里も出演。
申し込みは、https://junkanzaki.cart.fc2.com/ または電話:070(9040)0904
※残席わずか。
ピックアップ
藤木大地プロデュース めぐり逢う歌声2024~華麗なるコロラトゥーラ 田中彩子をむかえて~
女声に相当する高音域を歌うカウンターテナーの藤木大地と、ソプラノの田中彩子。日本を代表する国際的歌手として活躍する2人が共演する、1日限りのスペシャル公演「藤木大地プロデュース めぐり逢う歌声2024~華麗なるコロラトゥーラ 田中彩子をむかえて~」(大和高田市主催)が、21日午後2時から、同市本郷町の大和高田さざんかホールで開催される。2人の魅力を堪能できるクラシック曲に映画音楽や日本の童謡、子どもから事前に募ったリクエスト曲も盛り込んだオリジナルプログラムを、デュオとソロで歌い上げる。
同ホールが「(田中の)奇跡の声と(藤木の)天使の声がめぐり逢い、響き合う!!」とPRする同公演は、同ホールに過去3回出演している藤木が、同市のために特別に企画した。きっかけは昨年3月、藤木が自身の公演のプロモーションで同市の堀内大造市長を訪ねた際、堀内市長が、田中のファンで田中の演奏をインターネット動画でよく聴いていると話したことだった。「(田中とは)友だちなので次回はいっしょにコンサートをしましょうか」と藤木は答え、とんとん拍子で今回の公演が実現したという。
藤木は2017年に東洋人カウンターテナーとして初めてオペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場に出演するなど国内外で活躍。田中は18歳で単身ウィーンに留学し、22歳の時にスイスのベルン州立歌劇場で史上最年少のソリストデビューを飾り、以降欧州を中心に活躍中。高温域を声をころころと転がすように軽やかで華やかに歌う「コロラトゥーラ・ソプラノ」として世界で高く評価されている。
プログラムは、田中のソロでミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の「エーデルワイス」、シュトラウス2世がコロラトゥーラ・ソプラノのために作曲したワルツ「春の声」など、藤木のソロで童謡「大きな古時計」、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の「愛のテーマ」など、デュオでリヒャルト・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」の「最後の二重唱」など。ピアノ伴奏は矢野雄太。
県内初出演の田中は「コロラトゥーラとカウンターテナーというレアな組み合わせのレアな公演。また子どもたちに喜んでもらえそうな曲を揃えた。たくさんの子どもたちに聴きに来てもらいたい」とメッセージを寄せている。
入場料は一般3000円、高校生以下500円。無料託児保育あり(予約はあす12日まで)。市内在住の小中高生(18歳以下)と保護者(引率者)はペア130組限定で無料招待を受けられる。問い合わせは同ホール、電話:0745(53)8200。
藤木大地(C)hiromasa
田中彩子(C)Yoshinori Kurosawa
教養
興福寺佛教文化講座「海を渡った興福寺僧I」
4月13日 13時
奈良市登大路町の興福寺会館
講師は森谷英俊・同寺貫首。14時からは連続講話「『摂大乗論』を読む」を開催。講師は小谷信千代・大谷大学名誉教授。
参加費無料。
定員先着180人。
同寺教学部、電話:0742(22)7755
映画
奈良シネマクラブ第333回例会「ウィ、シェフ!」
4月20日 19時、21日9時40分
学園前ホール(奈良市学園南3丁目)
孤独なシェフと移民の少年たちが料理を通して交流する姿を、実在のシェフであるカトリーヌ・グロージャンをモデルに描いた2022年のフランスのコメディドラマの映画。
一般1100円、会員1000円
同クラブ事務局、電話:0743(20)9672
募集
第7回里山保全ボランティア養成講座
里山の保全活動に関する知識や技能を学ぶ講座。5月~11月の第2土曜日開催(8月を除く)。
受講料3000円
応募方法は名前、住所、年齢、性別、電話番号、Eメールアドレスを記入し、Eメールまたはファクスで送る。
応募締め切りは5月6日
定員先着20人。
申し込みなど問い合わせは山野草の里づくりの会、Eメール:murakamy@mala.eonet.ne.jp、ファクス0745(23)0383、電話:090(9991)3549
伝統行事
金峯山寺の花供懺法会・花供会式
4月11、12日
金峯山寺(吉野町吉野山)
蔵王権現のご神木・山桜の満開を御本尊に報告する行事。
各日10時、大名行列が竹林院を出発、蔵王堂に到着後、花供懺法会と採灯大護摩供。
13時ごろ、10日の千本搗(づ)きでつかれた餅をまく、御供撒(ま)きが行われる。
電話:0746(32)8371
信貴山千手院の銭亀祭
4月13、14日9~15時
信貴山千手院(平群町信貴山)
金運招福の福神とされる黄金の銭亀善神を開帳し、直接触れて加護を受ける。金運招福大般若祈祷。
14日14時からは銭亀行列も。
電話:0745(72)4481
西大寺の春の大茶盛式
4月13、14日
西大寺(奈良市西大寺芝町1丁目)
各日とも9時から1時間ごとに7回。
拝服料1人4000円。
事前申し込み。
電話:0742(45)4700
当麻寺の練供養会式
4月14日16時
当麻寺(葛城市当麻)
中将姫が現身のまま、阿弥陀如来の極楽浄土に迎えられた日にちなむ行事。境内に来迎橋がかけられ、観音菩薩ら二十五菩薩が現世に里帰りした中将姫を極楽に導く様子を再現する。
電話:0745(48)2008。
興福寺の放生会
4月17日13時
興福寺(奈良市登大路町)
殺生を禁じる仏の教えに基づき、南円堂横の一言観音堂で法要後、猿沢池に在来種の魚を放つ。
電話:0742(22)7755
おふさ観音の春季大祭
4月17、18日
おふさ観音(橿原市小房町)
秘仏本尊・十一面観音の年に1度の開帳。
各日13時、大護摩法要。御祈祷の受け付けは9~15時。
電話:0744(22)2212
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、掲載内容に変更が生じている場合があります。