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大峰奥駈道

奈良県中南部

修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)が開いた、吉野と熊野を結ぶ全長約170キロメートルの長大な「修行の道」。今なお女人禁制の山上岳や、近畿最高峰の八経ケ岳など険しい山岳地帯を行く。道中には75ヵ所の行場や拝所が続く。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録された。昨今、人気のあるロングトレールの先駆け。