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音羽山観音寺 後藤住職の花だより - カラフルなダイモンジソウ編 2022年晩秋

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手入れをする住職

 10月ツボミだったダイモンジソウが満開の時期を迎えました。10月には庭になかった台。その上にダイモンジソウが入った鉢がずらりと並んでいました。庭を通る人が立ち止まって見てしまうほど、白、ピンク、濃いピンクの花は見事なものでした。

 

ダイモンジソウコーナー 2つのベンチを並べている

 

 

ダイモンジソウコーナー もとは10株から始まった

 

 ダイモンジソウのコレクションが始まったのでしょうか。

 

 「違うのよ。もともとは10種類のダイモンジソウの株が増えただけ。台もベンチをこっちに持ってきて、並べただけなの」

 

 いつも庭を見せてもらっているのに、ダイモンジソウの鉢がこれほどあるとは思いませんでした。

 

 「前からあったのよ。庭のあちこちに置いてたから集めてみただけなの」

 

 そしてひと言。

 

 「あんまり増やしたらUさんに怒られちゃうからー」

 

 住職の庭を監視している人がいるらしく、放っておくと管理できないくらいに花が増え過ぎるようです。

 

 

「大」文字だけでなく 「人」や小さなのも

 

 ダイモンジソウはその名の通り大文字に見える花が咲きます。

 

 「これなんて人っていう文字に見えない?ヒトモジソウかしらね。チリチリの花もあるのよ」

 

 チリチリ?

 

 住職のチリチリは花がたくさん集まったものを言っているのか、または花びらがフリルになってダイモンジソウに見えない花か。住職の表現はいつも楽しく聞こえます。

 

 

 

色もさまざま、形もさまざまなダイモンジソウ

 

 ダイモンジソウだけが並んでいるかと思ったら蘭の鉢が一つありました。山の中で育つ蘭はなかなかないそうです。けれどダイモンジソウに囲まれています。種が飛んできて、蘭が消えるのではないかとひやひやしてしまいました。

 

奥の方に蘭の鉢

 

 

【お知らせ】やまと尼寺精進日記3巻が11月29日発売しました。

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km。火曜日閉門。

17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門

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