社会
大神神社・ササユリ咲き始め
奈良県桜井市三輪の大神神社境内にある「ささゆり園」で、ササユリの花が咲き始めた。ササユリは、「ゆり祭り」の名で知られる「三枝祭」が営まれる同神社の摂社、率川神社(奈良市)ゆかりの花。花が咲くまで、最低6年かけて育てるという。
2000年に一般公開が始まった「ささゆり園」は広さ約1320平方メートル。日本全国から集められたササユリ約1500株が植えられている。
今年の開花状況は平年並みで、26日現在、数輪が開花。「見ごろは来月上旬以降」と同神社。開花の状況などによるが、6月19日ごろまで開園する予定。
また、今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、6月16日のささゆり奉献神事は、行列は中止で神事のみ実施。また、17日の三枝祭も神事のみで七媛女百合姫稚児巡行は中止。いずれも、一般の参列はできないという。