社会
林政行・奈良市議が死去 39歳・障害者視点で尽力
コロナ陽性で入院中、誤嚥性肺炎
奈良市議会は19日、同市議会の林政行市議(39)が同日午前4時10分頃、県内の病院で誤嚥性肺炎により死去したと発表した。林氏は18日、PCR検査で陽性となり入院していた。林氏の急逝を受け、市議会は林氏も委員を務めていた19日の「総合計画検討特別委員会」を27日に延期する措置を取った。
市議会事務局によると、林氏は15日に発症し、13、14日に議会控室で関係課の課長、課長補佐らと委員会の答弁調整を行っていた。市保健所は「濃厚接触者なし」との判断を示したが、事務局では念のため答弁調整に応じた市職員ら17人の抗原検査を18、19日に実施。全員陰性だったという。