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恵み活きる食 奈良県産イチゴ - ガストロノミーツーリズム世界フォーラム

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最高水準の味と香り
「イチゴ職人」の矜持

奈良県産の大粒イチゴ求めて
直売所は大にぎわい

 奈良県を代表する作物の一つ、イチゴ。橿原市東池尻町のふじい農園では、時期によって変化する味やサイズが“体感”できるとあって、県外からも大勢のイチゴ好きが訪れる。藤井均代表(67)は、家族に「イチゴ職人」と呼ばれることもあるという栽培技術の持ち主だ。

 

 17年前に50歳で脱サラし農業を始めた。イチゴは当初、農協などの指導どおりに作っていたが、やがてイチゴ本来の味や香りを引き出すコツをつかんだ。

 

 その結果、県産イチゴ「アスカルビー」「古都華」の味や香りを最大限に引き出すことに成功、時期によっては手のひらいっぱいの特大イチゴも。評判のイチゴを味わいたいと、収穫時期を迎えた直売所はいつも来訪者でにぎわっている。同園のイチゴを仕入れたケーキ店に出向く人もいるという。

 

藤井均さんが育てた大粒のイチゴ。「ふじい農園」(奈良県橿原市東池尻町)には県内外から観光客が訪れる

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