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日本文化の礎
竹内街道

葛城市

二上山の南麓竹内峠を越えて葛城市の長尾神社付近に至る約26キロメートルの道。大和と河内の国を結ぶ古代の幹線道路で日本最古の国道といわれる。沿道には応神・仁徳・推古天皇など有力者の古墳があり物資輸送や文化伝達の道として重要な役割を果たした。難波から上陸した大陸や朝鮮の先進文化はこの道から大和に伝わり、日本文化の礎となった。