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青垣遠景

奈良県北中部

「やまとはくにのまほろば たたなづく青垣(あをかき)やまごもれる やまとしうるはし」。ヤマトタケルノミコトが故郷を思い詠った。現代の県民も同じ思いを持っているのではないか。日々の暮らしの中でふと遠くに視線を上げると青い山々の連なりが目に入る。いつの時代も青垣は生活に潤いをもたらし心にゆとりを感じさせてくれる。