猛烈というか過酷と表現するべきか。災害…
猛烈というか過酷と表現するべきか。災害級という言い方もあったが、確かに直射日光は危険を感じるほど。外出時には身を守る対策が必要だ。
気象台によると奈良市はきのう最高気温が36.2度まで上昇。7月は1日に37.2度を記録して始まったが、猛暑はまだ衰える気配がない。
8月に入っても西日本は広く高気圧に覆われて晴れる日が多く、県内はきょう1日も36度予想。暦どおりなら8日の立秋になれば暑さもとうげを越えそうなものだが、どうだろう。
一方では新型コロナの感染拡大が止まらず、いまだにマスクを手放せない。また節電に配慮しつつ空調と換気の両立に配慮も迫られている。
県内で熱中症により搬送された人の数は今季、7月24日までの集計で500人を超えている。7件発生した重症事案でマスクの着用が報告された例は見当たらないが、注意したい。
熱中症では最初に判断力が阻害される。だから体調に異変が起きてからではもう間に合わない。少し日差しを浴びたり熱がこもるだけですぐ体温を超えてくる熱暑。この夏を乗り切るには予防が大切だ。(松)