先週は、全国各地で最高気温40度超えの所も出て、連日話題になっていた。しかし先週末から一転、台風4号の日本列島接近に伴い、大雨などを警戒するニュースに切り替わった。

　「6月から猛暑」という異常事態を受け、電力需給の逼迫(ひっぱく)に備えて、政府は7年ぶりの「節電要請」を行った。今は台風で“ひと休み”だが、今後も引き続き節電モードの日々になるだろう。

　電気料金値上げや節電をにらみ、テレビなどでは「エアコンの節電術」が紹介されている。無理なく省エネ・節電につなげるには「フィルター清掃」が大事という。

　「2週間に1回を目安に掃除機での吸い取り」が基本。汚れがひどいと“水洗い”、日陰での乾燥が必要。「1年間掃除しないと約25%の電気代の無駄につながる場合も」というから無視はできない。

　一方、スプレーなどによる「本体の洗浄」は、素人がすると故障につながるリスクがある。「室外機を取りはずして再び設置したら爆発した」という映像には恐怖を感じた。

　「餅は餅屋」のことわざのように、専門家に頼んだ方が無難なようだ。(恵)