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国原譜

演奏会に訪れ、パンフレットを読んで「ど…

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 演奏会に訪れ、パンフレットを読んで「どこかで見た文章だなあ」と思ったら自分が書いたのだった。大阪フィルハーモニー交響楽団5月定期演奏会でのこと。

 

 今年、創立75周年を迎えた同楽団は、ファンから過去の定期演奏会の思い出(エピソード)を募っている。1980年第169回についての短文が運よく採用されたらしい。

 

 40年以上も前の演奏会について詳しく書くことができたのは、当時のパンフレットを保存していたからだ。コンサートのパンフの収集歴は約50年、段ボール2箱以上になる。

 

 以前、バーの常連仲間で同世代の人が学生時代に甲南大オーケストラの団員だったと聞いた。友人が出演した同オケ演奏会のパンフがあったので持参したところ「懐かしい」と感激された。

 

 パンフの山は小生の家族には単なる紙くずに過ぎないらしいが、本人にとっては貴重な宝の山である。こういう紙文化を愛するのはアナログ旧世代には多数かも。

 

 作家の五木寛之さんは、断捨離ブームに異を唱え「捨てない生きかた」を提唱している。部分的にはまったく同感。(栄)

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