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国原譜

近畿地方もいよいよ梅雨入りの気配。同時に…

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 近畿地方もいよいよ梅雨入りの気配。同時に水害への警戒も頭の中に入れておく時期になった。

 

 災害関連では近年、毎年のように新しい用語に出くわす。積乱雲が次々に発生して帯状に連なり、長時間同じ場所に雨を降らせて災害の要因になる「線状降水帯」は、やっと耳慣れてきた。

 

 気象庁は6月から、線状降水帯発生の約半日~約6時間前での予報を始めた。13日からは、国管理の河川が3時間以内に氾濫危険水位に達すると予測される時の情報発表も。命に関わる情報は有効活用したい。

 

 避難の際に覚えておく事項も多々ある。基本は高齢者らは警戒レベル3、それ以外の人も同4の段階ですぐ行動できるようにしておくことだ。

 

 災害ではまず、自分の命は自分で守る意識が求められる。新たな予報を生かす早めの避難行動も一つだろう。

 

 東京・江戸川区の調査で、ひきこもり状態の人の長期高齢化が判明した。高齢者や障害者らへの避難支援は目配りされてきたが、ひきこもりの人々の避難は支障なくいくのか。想定できる場面をあれこれ事前に描くことも命を守るには必要だ。(智)

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