市町村の臨時議会で正副議長の選任が続々…
市町村の臨時議会で正副議長の選任が続々と行われている。来年の統一地方選に向けて、最後の役員改選になるところも多い。
「議会報告」というパンフレットなどが、新聞の折込チラシとして配布されたり、覚えがないのに郵便物で後援会の皆さんへと送られたり、自宅ポストに軒並み入ったりしている。
これまであまり熱心に目にしなかったが、コロナで自粛していると、どれどれと隅々まで読んでしまうから、コロナも悪いばかりではない。
ただその内容がどうかだ。まるで首長と間違えそうな、あれもこれも実現したと、カラー写真で手柄を宣伝するのはいただけない。賛成しただけなのに、手柄顔している。
コロナのため、誰もが集会を開けないし、一部の人しか会うことができない。後援会も高齢化が進み、若い世代への対応がまったくできていないのが実情だ。
来年の今頃は選挙も終わっている。知事選、県議選、そして市町村の首長、議員選と、これからの日々の活動が明暗を分ける。有権者は考える時間が増えたので、本物を見抜く力がついたはずだ。(治)