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仕事と休暇を組み合わせた新たな取り組み…

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 仕事と休暇を組み合わせた新たな取り組みとして関心が高まりつつあるワーケーション。県内でも需要の取り込みに動く自治体が出始めている。

 

 きのうは奈良市月ケ瀬で地域住民の利用も視野に入れたワーケーションルームが完成、報道向けに公開された。10日から利用が開始される。

 

 国内で先駆的な対応を行ってきたのは隣の和歌山県。平成29年度から本格的に着手、令和元年には関心の高い各地の県や市町村とともにワーケーション自治体協議会を立ち上げた。

 

 奈良県も翌2年に加盟、奥大和地域を適地として推奨し、指定施設の利用者にレンタカー費用の一部を助成する事業を同年から進めている。

 

 ワーケーションは日常とは異なる環境で働くことで、利用者にとって新しい価値創造の機会になるし、受け入れる地域も新たな知見を得たりビジネスにつながると期待されている。

 

 コロナ禍でテレワークが普及する一方、新たにコロナうつなど弊害も生じている。だから転地療法。先の県事業は本年度末でいったん終了するようだが、改めて長期的な取り組み推進が求められそうだ。(松)

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