国原譜

「忘 1・17」―。平成7年の阪神大震…

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 「忘 1・17」―。平成7年の阪神大震災から27年を迎えた17日早朝、被災地の神戸市内の公園で、3000本の竹灯籠などで形作られた言葉だ。公募によって選ばれた。

 

 「忘」という言葉には、災害の風化を防ごうと「忘れてはいけない」という意味が込められている。同時に「忘れてしまいたい」との声も反映しているという。

 

 震災で亡くなった家族や友人らの思い出は、誰もが忘れたくないだろう。一方で、震災時の記憶は心の傷であり、「忘れてしまいたい」も被災者の偽らざる気持ちだと気付かされる。

 

 しかし、社会としては震災を忘れてはならない。記憶は次の災害に向けた貴重な資料であり、教訓であるからだ。

 先日のトンガ沖火山を起因とした「津波」で気象庁は当初、「若干の海面変動の可能性はあるが、被害の心配はない」とした。噴火による前例のない異変で対応に苦慮したことが、対応の遅れの原因らしい。

 

 人は無知なものに対しては無力だ。が、体験者の話を聞くことで災害を知ることができる。記憶は力となることを改めて肝に銘じたい。(法)

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