気象情報によれば、今季一番の寒気が近畿地方にやってきている。平地で雪が降る所もあるらしく、県内でもすでに雪化粧の場所があるかもしれない。

　新型感染症禍でなじみの言い回しになったが、降雪が激しければ、不要不急の外出は控えた方が無難なようだ。やむなく車の運転が必要な人は冬用タイヤの装備など準備を怠りなく。

　車検時に減りが指摘されていた車のタイヤを先日交換した。今回は夏(ノーマル)タイヤにしたが、店舗スタッフに冬用タイヤについても聞いてみた。

　確かに雪道での能力は優れているが、苦手とする路面状態もあり、雪の状況によりチェーンなどの滑り止めの併用が必要とのことだった。過信は禁物だということだろう。

　歩行者側も積雪時などは、普段以上に車は急に止まれないことを心に刻んでおくべきだ。事故被害を避けるため、薄暗い時間帯の外出では明るい色の服を着て、光るものや反射材を身に付けることも徹底したい。

　クリスマスの贈り物や帰省、年始用の買い物などを計画していた人もいることだろう。でも心に余裕を。機会はまたある。(智)