注目記事2024年春 奈良県職員人事異動 発表!

国原譜

県都・奈良市で県議補選も告示され、衆院…

 県都・奈良市で県議補選も告示され、衆院選とともに熱を帯びてきた。報道各社の序盤の情勢が伝えられたこともあり、各陣営も引き締めに躍起だ。

 県議補選は、欠員が2となったことから実施される。新人4人の争いとなり、自民、立憲民主、共産の各党公認候補と無所属からの出馬だ。

 そこでねじれが少し気になる。奈良市を舞台とする衆院1区で、立憲民主候補が野党統一となり、共産が候補を降ろしている。ところが県議補選では、両党から候補者が出た。

 「国政と県政は違う」といわれるが、国の方が政党同士が競い合うだけに、支持者も戸惑いをみせる。片方で協力し、もう片方で対決するのだから、難しい。

 両選挙の投票結果の数字にも注目したい。衆院選は政権選択選挙でもある。そのための野党統一が実現したのだから、与党との政策の違いをしっかり見たい。

 国民が望む政権の形はどのようなものか。今のコロナ対策は当然だが、未来の国の姿がどうなるのか。きれいごとでなく、具体的に示してもらいたい。きっと責任ある政策が支持されるはずだ。(治)

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド