注目記事奈良県内の自治体異動名簿掲載

国原譜

短期決戦とは聞いていたが、まだ解散して…

 短期決戦とは聞いていたが、まだ解散していないのに、投票日まであと2週間となれば、立候補予定者の動きも活発なのもうなずける。

 選挙ポスター用の掲示板も張り巡らされ、市町村選管も着々と準備を進めている。4年ぶりとなる衆院選は、各選挙区とも様相を一変させている。

 県1区は前回奪還した自民前職と比例復活の立民前職の争いに、維新新人が参戦する。立民、維新の2人はかつて民主党で、ともに県連をまとめてきたから複雑だ。

 さらに立民前職に、新人の出馬を見合わせた共産が、野党統一候補として、支持する構図となり、複雑さを増している。県都の有権者がどう審判するか。

 2区は、総裁選に出馬した自民前職に、立民と共産の新人が挑む。連日のテレビ出演などで露出し、全国に応援に駆け付ける自民前職は、留守部隊の動きがカギだ。

 3区は、自民、立民、公明、維新の主要政党からの出馬はなく、自民を離党した無所属前職と共産新人、諸派や無所属新人という、かつてない組み合わせだ。各党の政策と人物を、しっかり見ていきたい。(治)

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