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国原譜

21日から令和3年秋の交通安全県民運動が始…

 21日から令和3年秋の交通安全県民運動が始まった。30日まで県内各地で交通安全、事故防止に関するさまざまな取り組みがされる。

 県重点活動は「二輪車、原付車の交通事故防止」。県警によれば、3年上半期の交通死亡事故の約40%が二輪車、原付車関連という。

 ライダーの高齢化、一部免許の取得しやすさも影響しているのかもしれない。一般道では昭和後期のモーターサイクル隆盛期より走行マナーが低下しているのを感じる時もある。

 とりわけ2車線以上の道路での車の間を走り抜けることの常態化は、腹立たしさを覚えもする。以前は信号待ちの車両を道路左端から追い越す程度だったのに。

 マナー違反の走行が死亡事故に直結しているかどうかは分からない。半年ごとの交通安全運動期間は自らの運転マナー、技量を見直すいい機会だ。

 過去のライダーのマナーの方が全般によかったなどとは決して言わない。だが前述のような走行を続けるなら、歩道の小学生らがかつてのライダー同士のあいさつだったピースサインを送ってくれるような共感は得にくいとは思っている。(智)

 

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