国原譜
増加が続く新型コロナウイルスの新規感染…
増加が続く新型コロナウイルスの新規感染者。1日の報告者数が5日連続で2千人を超えた大阪府を追って、県内もきのう200人を突破した。
なぜそうなるのか理由は不明だが、この間の統計を見ると、県内の感染者数は大阪府の約10分の1の規模で連動、増減してきた経緯がある。
ただ今回の第5波では、そのレベルを少しだけ下回るペースで推移しているようにも感じる。盆や夏期休暇で阪奈間の往来が抑制された影響か、それともワクチン接種率の違いか。
県がまとめた県内市町村や都道府県別の集計によると、人口10万人当たりの感染者数とワクチン接種率の間には相関関係が見られるという。
予想され、また期待もされた結果だが、接種が進んでいる地域の方が遅れている地域より新規感染者が少ないことが統計上も判明、ワクチンの有効性を確認する成果といえ心強い。
今月15日現在で全年代の2回目接種率は大阪府が30・3%で県は35・3%。その差が「10分の1法則」の下方修正に影響しているのか。ぶれや誤差の範囲かもしれないがまずは接種の推進を支持したい。(松)
なぜそうなるのか理由は不明だが、この間の統計を見ると、県内の感染者数は大阪府の約10分の1の規模で連動、増減してきた経緯がある。
ただ今回の第5波では、そのレベルを少しだけ下回るペースで推移しているようにも感じる。盆や夏期休暇で阪奈間の往来が抑制された影響か、それともワクチン接種率の違いか。
県がまとめた県内市町村や都道府県別の集計によると、人口10万人当たりの感染者数とワクチン接種率の間には相関関係が見られるという。
予想され、また期待もされた結果だが、接種が進んでいる地域の方が遅れている地域より新規感染者が少ないことが統計上も判明、ワクチンの有効性を確認する成果といえ心強い。
今月15日現在で全年代の2回目接種率は大阪府が30・3%で県は35・3%。その差が「10分の1法則」の下方修正に影響しているのか。ぶれや誤差の範囲かもしれないがまずは接種の推進を支持したい。(松)