国原譜

 先が見通せない新型感染症禍と同様、生活を脅かし続けているのが特殊詐欺。県内でも被害が止まらない。

 県警によれば、県内の今年の特殊詐欺被害は6月末時点で59件で、被害総額は約1億6千万円。関係者の努力、周囲の警戒もあり昨年同期より件数は大幅減であるものの、被害額は依然大きい。

 先週末、県警や京都府警、関係自治体などの被害防止の啓発活動が生駒市であった。市民に手口を知ってもらう一方、防犯機能付き電話機のPRにも力が注がれた。

 この電話機は発信者への警告、通話前の注意喚起、自動録音といった機能が備わった優れモノ。特殊詐欺被害の端緒の約9割が固定電話なので、被害防止に即効性が期待できるのだ。

 残念なのは電話機の存在が、まだ十分に浸透していないこと。会場で存在や有効性を初めて知り、その場で購入を決めた市民も複数いたようだ。普及の伸びしろはまだある。

 防犯機能付き電話機購入に補助を設ける自治体もある。ただ申請の手続きが非効率で煩雑な自治体も。いろいろ理由はあろうが、被害防止に役立つだけに配慮が望まれる。(智)

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