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国原譜

雨が明けたと思ったらいきなり夏本番。1…

 雨が明けたと思ったらいきなり夏本番。19日は県内各地で気温が上がり、奈良市で今年初の猛暑日を記録した。

 本来なら「海の日」で、水のレジャーに出掛ける人も多かったろうが、今年は東京五輪に合わせて祝日が移動し、いつも通りの月曜日となった。

 奈良県にとっては条例で独自に定める「山の日・川の日」でもあり、こちらは規定通り7月第3月曜日から動かなかった。県民が山や川の役割と恩恵を再認識し、関心を深める日とされている。

 地元自治体が頭を痛めるバーベキューごみの放置や山間部への不法投棄などもってのほか。共有の財産である自然を将来に伝えるためにも、「来た時よりも美しく」を心掛けたい。

 山の日・川の日は、山の遭難・水の事故が増える季節の幕開けでもある。県警のまとめでは、昨年県内で発生した水難事故は14件。前年より5件多く、4人が亡くなった。山岳遭難は56件。

 県警は山岳遭難と水難事故防止の留意点もホームページに掲載している。遭難者が寄せた体験手記もためになる。マナーを守り、油断大敵を肝に銘じて夏を楽しみたい。(増)

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