特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

首都圏の緊急事態宣言の発令で、受け止め…

 首都圏の緊急事態宣言の発令で、受け止め方もさまざまだ。遅過ぎたという声が大きいが、これまで自粛してきた人はどうすればよいのか。

 とくに若い世代の人たちが、どこまで真剣に受け止めてくれるかだ。コロナ禍の中で、マスクなしでカラオケに興じたり、大声で話している姿に愕然(がくぜん)とする。

 東京で2000人、大阪で600人以上の感染者が確認されても、感覚がまひしたのか、一時期のように驚かなくなったのが恐ろしい。

 職場で学校で家庭で、お互いのために身を守ることを徹底したい。陽性反応が出ても無症状という例が報告されているように、誰もがすでに感染しているかもしれないと心したい。

 今年は各種団体の年賀会が軒並み中止となって、大勢の人に会う機会が激減した。形式的な会合と思っていた人も多いだろうが、そうではないことも分かった。

 年の初めに、健康で新年を迎えられたことを、それぞれが確認できる場でもある。気が早いが、来年は元気に集い合いたい。人生100年時代、1年足して101歳まで生きていきたいと思う。(治)

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