特集奈良の鹿ニュース

国原譜

これから迎える年末年始だが「いかに過ご…

 これから迎える年末年始だが「いかに過ごすか」が、全国民に問われている。ここへ来て、「医療体制が崩壊直前」といった、医師会など医療機関のトップらからの切実な訴えも届くようになった。

 1月末ごろから始まったコロナとの闘いは、世界中の人々の日常や楽しみを奪い続けている。人との触れ合い、スポーツや伝統行事…、人が集まることを阻み続けている。

 いま街を歩けば、一部の若者たちはマスクをずらしての会話に夢中で、われ関せずとノーマスクで歩く中高年など、「無防備」な人たちが増えているのは気掛かりだ。感染者が増えるのも当然なのかもしれない。

 「自分はもうかかっているかもしれない。だから自分の大切な人たちにうつさないようにしよう」といった思いを常にもって行動することが肝要だ。油断したら負けだ。

 脱毛、嗅覚・味覚障害、倦怠感など深刻な「後遺症」に悩まされている人たちの報道も相次ぐ。「自分に限って」的な、甘い自己判断は禁物。

 こうした我慢の日々はいつか必ず解消される。その日を迎えるために、今しばしの辛抱が大事だ。(恵)

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