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国原譜

12月になった。新型感染症という悩みの…

 12月になった。新型感染症という悩みの種とは別に、気ぜわしい時期に死亡事案も懸念される交通事故には、例年同様留意したい。

 事故防止では、いち早く互いに相手に気付けるかが重要。交通安全推進諸団体は近年、事故の多い夕暮れ時でのヘッドライトの早めの点灯を呼び掛ける。

 少し前になるが、日本自動車連盟(JAF)が平成26年に行ったヘッドライト点灯状況の全国調査では、日没5分前から日没時までの点灯率は1割程度。日没時でも約23%で、スモールライトを含むと少し数字は上がる。

 今の県周辺の日の入り時刻は午後4時45分ごろ。県内の現況は調査時とさほど変わってないと感じる。自動点灯するオートライトの普及も義務化を含め進んでいる。だが多くの車ではまだ、早めの点灯はドライバーの意識に委ねられている。

 視認性向上は歩行者側もできる。日暮れが早い季節に暗い色の装いで外出する際は、反射材や光るものの携行も必要だろう。

 県内でも多方面で歳末警戒活動が始まる。何かと気の重い一年だが、明るい来年を描きつつ無事に締めくくりたい。(智)

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