特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

制限付きながらプロスポーツは活気を取り…

 制限付きながらプロスポーツは活気を取り戻してきている。男子プロバスケットボールBリーグも先日開幕した。

 同リーグ2部で県が本拠地のバンビシャス奈良も週末に2試合を戦った。残念ながら連敗という結果に終わった。

 熱心なファンや県ゆかりの企業の支援などもあり、財務面ではチームに光明が差し始めた。目標のB1昇格のため、次に求められるのは勝利だろう。

 核となるファンを除けば、強いチームや選手、そんなチームが存在する競技に、子供たちを含む県民や企業、自治体は関心、愛着を抱く。大規模アリーナの獲得をはじめ観客動員、支援企業、グッズ販売増などでの収益アップは、その後に付いてくるのでは。

 地域に親しまれる試合以外の活動も必要ではある。ただプロは試合での結果が第一。負けが続いても愛されるチームとなるのは、実績を残した次の段階である気がする。

 今季は数年先の昇格を見据え、実力派の日本人選手もそろえ、固定化して戦術を浸透させるとも聞く。期待は大きい。県のプロスポーツを先導する存在。厳しい言葉も愛するがゆえなのだ。(智)

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