特集奈良の鹿ニュース

国原譜

連休が終わった。新型感染症に留意しつつ…

 連休が終わった。新型感染症に留意しつつ、各人各様に休日を満喫したことだろう。

 連休中、ロードバイクで疾走する個人、グループの姿を数多く見かけた。今の自転車ブームではサイクルウエアで身を固め、ヘルメットも着用する人が多い。

 着用を啓発する「自転車ヘルメット委員会」の今年7月の調査では、県の自転車乗車時のヘルメット着用率は5%。全国平均の11・2%を大きく下回る。

 確かに道交法で努力義務の幼児と13歳未満の児童の着用度は、周囲でもさほど高くない。県自転車条例で今年4月から努力義務となった65歳以上では、ほぼ皆無だ。

 もっとも人のことは言えない。自身はポタリングを楽しむ程度だが、ヘルメットは持っていない。低速走行には仰々しいと感じているせいもある。以前競技者も使ったカスク(ソフト帽)の類いがもっとあればと思うのだが。

 ただ打ちどころが悪ければ速度に関係なく重大事故にもなる。安全安心に自転車に乗るには、できることはすべきなのだろう。県自転車条例では同様に自転車保険加入も義務化されている。こちらもお忘れなく。(智)

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