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国原譜

「台風一過」と聞けば、秋の青空をイメー…

 「台風一過」と聞けば、秋の青空をイメージすることもあるが、残された“ツメ跡”は深刻で、長く尾を引くことが多い。熊本では土砂崩れによる行方不明者の捜索、長崎県などでは数日間にわたる停電、断水などの復旧作業が続いた。

 九州電力送配電の発表によると、長崎県内では8日午後4時現在で9市町の約1万4000戸余りが停電。全国の電力会社の応援も得て懸命の作業が続き、9日12時現在で残り1170戸に。同日夕方までの復旧を目指して作業が行われた。

 夏場で電気が止まると、エアコンなどの空調設備が使えず、冷蔵庫も止まると飲み物や食べ物にも支障を来す。大変な苦労を強いられたことだろう。

 クーラーボックスに、凍らせたペットボトル飲料を入れて保冷剤代わりにするなど台風が来る前に準備した例も見られた。

 また、停電のため配水池に送水するポンプが止まって断水となり、給水車を出した自治体もあった。水は一定期間、保存がきくので、自然災害に備えて常備しておくことも大切なようだ。

 停電への備えも、今後への教訓として生かしたい。(恵)

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