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最近は百花繚乱(りょうらん)のごとくマ…

 最近は百花繚乱(りょうらん)のごとくマスクが販売されているが、小池百合子都知事愛用というレースマスクが近所の時計宝飾店に並んでいたのには驚かされた。

 新型コロナウイルス対策での小池知事の露出度が群を抜くからだろうか。マスクには小池知事の記者会見での写真が添えられ、何と、「もてマスク」と名付けられていた。

 きれいなマスクを着けると、もてるのかどうかはよく分からないが、コロナ禍で世の中に閉塞感が漂う中、マスクで少しおしゃれするのも粋ではある。

 量販店のマスク売り場には、不織布マスク、様々な種類の布マスクのほか、マスクケースやマスクとポーチが作れる裁縫セットまであった。もちろん、家庭で作る手作りマスクは個性が際立つだろう。

 感染者数が減少傾向にあるとはいえ、新型コロナの終息はまだ遠い。利用者にマスク着用をお願いする施設や店舗が数多くを占める。

 マスク着用者にはマナー順守をお願いしたい。よく顎マスクをしている人を見かけるが、これでは飛まつ防止にならない。まるで「頭隠して何とか隠さず」である。(栄)

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