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国原譜

立憲民主、国民民主両党などによる合流新…

 立憲民主、国民民主両党などによる合流新党の結党が15日に決まり、馬淵澄夫衆院議員が参加を表明するなど、県内でも新体制移行が始まった。

 まだ地方レベルでは合流について詰めの協議が必要になる場面もありそうだが、両党県連とも内部に足並みの乱れはないとしているようだ。

 県内の状況を見れば、地方議員の数で国民民主党が立憲民主党を大きく上回っており、無所属だった馬淵氏が6月に国民入りしたこともあって立民の存在感が見えにくい面もある。

 ただ新党に加わる国会議員数は立民88人に対して国民40人。無所属フォーラムなども含め149人が結集するうち、過半数を立民が占める。

 野党再編では、かつての民主党、民進党に戻るのではない新しい党が発足する意義を示してもらわねば。そのためには両党が、県内でもそれぞれの役割を果たす必要があるだろう。

 ときを同じくして自民党も総裁選に突入する。与党復帰から長期政権を築いてきた安倍首相が辞任、改めて新総理による早期解散説も流れる中、県内各選挙区の“闘いの構図”の動向にも注目が集まる。(松)

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