特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

総選挙は近いのか、それともまだ先か。共…

 総選挙は近いのか、それともまだ先か。共同通信社の世論調査では約6割が任期満了かその直前が適当と回答。コロナ優先が国民の声のようだ。

 とは言え解散がなくとも猶予はあと約14カ月。満を持す新人も、常在戦場を自認する現職も、もはや落ち着いてはいられない時期に入った。

 そんな状況を踏まえて野党の再編合流の動きが本格化。まだ曲折もありそうだが、他方では長期政権の記録を次々に塗り替える安倍首相に健康不安が浮上、政局にも波紋が広がる。

 県内ではきのう元民主党参院議員の前川氏が日本維新の会から1区に出馬すると表明。新たな展開で、与野党対立の構図が複雑化しそうだ。

 過去にはコスタリカ方式の適用や刺客候補の擁立など自民党の対応が話題になった選挙区。生駒市が加わってより大阪府に近づいた同区2度目の選挙は野党の動きに注目が集まる。

 現在、県内の選挙区は衆参ともすべての議席を自民党が独占。この牙城に挑む野党は一つの大きなかたまりになれるのか。コロナ禍からの立ち直りを果たせる施策と政治力を求めて、総選挙はもう近い。(松)

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