特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

6日の夕方、九州北部、福岡・佐賀・長崎の…

6日の夕方、九州北部、福岡・佐賀・長崎の3県に「大雨特別警報」が出された。重大な災害が既に発生している可能性が高い、という意味の「警戒レベル5」だった。「命を守るために最善の行動をとる」ことが求められた。

 4日の熊本・鹿児島に続いての発表だったが、「線状降水帯」と呼ばれる、発達した雨雲が長時間流れ込み、猛烈な雨を降らせる状況が続いていた。台風なら事前に備えができるが、こちらは事前の予測が難しいらしく、非常に厄介だ。

 長崎県では昭和57(1982)年に大水害が発生。死者・行方不明299人、負傷者805人、被災世帯は2万8千世帯に上った。

 長崎市の北にある長与町では、日本の時間雨量の歴代最高「1時間に187ミリ」を記録している。

 6日の同時刻、奈良県内でも野迫川村・十津川村に「土砂災害警戒警報」が発表された。台風12号による平成23(2011)年の紀伊半島大水害を思い出した県民もいただろう。

 あらためて、食料や水、衛生用品、懐中電灯、ラジオなどを用意して、水害に対する備えを万全にしておきたい。(恵)

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