国原譜
これまでに県内で確認された新型コロナウ…
これまでに県内で確認された新型コロナウイルスの感染者は計92人。きょうで最後の発生報告から1カ月、入院がゼロとなって2週間を迎える。
思い返せば今年1月28日、県在住者が国内初の感染例として公表されたのが始まり。以来約5カ月。感染症との戦いは一つの山場を越えた。
やれやれ、と思いたいのだがどうだろう。各種メディアに登場する専門家の意見を見ると、世界的な流行は収束したわけでなく国内でも第2波は必ず襲い掛かってくると指摘する。
いつ、どういうかたちで再発するのか。何とか小康状態を得ている今、第1波での経験をしっかり調べ、次を予測して備えることが必要だ。
治療薬の開発促進や医療体制の拡充、また再発に即応するための広報体制づくりなど。そして感染防止を図りながら継続できる社会、経済活動を確立することが何より重要になる。
鍵をにぎるのはテレワークやウェブ会議、遠隔授業など情報技術の活用か。道具や手段にとどまらない仕事、暮らし全般に及ぶ変革、感染症と共存していく新しいウイズコロナ時代の生き方を目指そう。(松)
思い返せば今年1月28日、県在住者が国内初の感染例として公表されたのが始まり。以来約5カ月。感染症との戦いは一つの山場を越えた。
やれやれ、と思いたいのだがどうだろう。各種メディアに登場する専門家の意見を見ると、世界的な流行は収束したわけでなく国内でも第2波は必ず襲い掛かってくると指摘する。
いつ、どういうかたちで再発するのか。何とか小康状態を得ている今、第1波での経験をしっかり調べ、次を予測して備えることが必要だ。
治療薬の開発促進や医療体制の拡充、また再発に即応するための広報体制づくりなど。そして感染防止を図りながら継続できる社会、経済活動を確立することが何より重要になる。
鍵をにぎるのはテレワークやウェブ会議、遠隔授業など情報技術の活用か。道具や手段にとどまらない仕事、暮らし全般に及ぶ変革、感染症と共存していく新しいウイズコロナ時代の生き方を目指そう。(松)