国原譜
先週末に北海道の宇宙ベンチャーが自社開発の小型ロケ…
先週末に北海道の宇宙ベンチャーが自社開発の小型ロケットで高度100キロ以上の宇宙を目指したが、失敗した。昨年5月以来の成功はならなかった。
今回で5回目で、成功は1度。だが国家レベルでの宇宙関連部隊創設のなか、平和的に民間が挑む姿はときめきを抱かせる。
5月に米国で宇宙飛行士を乗せた民間宇宙船が打ち上げに成功。宇宙との距離がまた縮まった。民間主導の宇宙ビジネスも一層活発化しそうな気配だ。
ビジネスのすそ野は確実に広がっている。前述の宇宙飛行士の装備の一部に3Dプリンターの技術が使われたり、コンビニ店の商品が宇宙食になったり。非製造分野でも発想次第で参入の可能性はある。
県内企業もしかり。既存の技術や商品を再点検して工夫、応用すれば、宇宙と地上の差異が縮まる時代に適合するかもしれない。新しい流れの時期だけに、県内から痛快な挑戦が生まれてほしいし、応援したい。
21日夕刻には、天候次第で国内でも部分日食が見られる。県付近では4割ほど欠ける。空を見上げて展望を広げるにはいい機会かもしれない。(智)
今回で5回目で、成功は1度。だが国家レベルでの宇宙関連部隊創設のなか、平和的に民間が挑む姿はときめきを抱かせる。
5月に米国で宇宙飛行士を乗せた民間宇宙船が打ち上げに成功。宇宙との距離がまた縮まった。民間主導の宇宙ビジネスも一層活発化しそうな気配だ。
ビジネスのすそ野は確実に広がっている。前述の宇宙飛行士の装備の一部に3Dプリンターの技術が使われたり、コンビニ店の商品が宇宙食になったり。非製造分野でも発想次第で参入の可能性はある。
県内企業もしかり。既存の技術や商品を再点検して工夫、応用すれば、宇宙と地上の差異が縮まる時代に適合するかもしれない。新しい流れの時期だけに、県内から痛快な挑戦が生まれてほしいし、応援したい。
21日夕刻には、天候次第で国内でも部分日食が見られる。県付近では4割ほど欠ける。空を見上げて展望を広げるにはいい機会かもしれない。(智)