募集「悩み」や質問募集 僧侶3人がお答えします

国原譜

告示まであと2週間を切った宇陀市長選だ…

 告示まであと2週間を切った宇陀市長選だが、新人の元県職員が立候補を表明したままで、失職した前市長の高見省次氏の動向が注目されている。

 新人には大半の議員が支持に回っており、コロナ対策をしながら、共に集会などを精力的にこなしているという。それだけに高見氏はどうするのか気になる。

 これまで議会を手厳しく批判し、市長の不信任案が可決されたら、議会を解散して対抗してきた。選挙後の新議会から再度の不信任決議をされての失職だった。

 翌日の自身のフェイスブックで、「市民の皆様にご報告」と題して、議会批判をしながら心境を語ったが、「戦いはこれからも続きます」と結んだ。

 民主主義の時代だから、「戦い」といえば選挙しかない。その準備に時間がかかっているのかもしれないが、速やかな態度表明をすべきではないか。

 市議選では表立って市民に訴えることはできなかった。市長選なら、自らの言葉で語ることができる。過去2回の選挙で8000票以上も獲得してきたことを思えば、市民も高見氏の決断を早く知りたい。(治)

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド