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国原譜

新型コロナウイルスの国内感染が初めて…

新型コロナウイルスの国内感染が初めて報告された1月28日から4カ月。一時はすっかり途絶えていた市街地のにぎわいが徐々に戻りつつある。

 ただ何もかもが元通りとはいかない。感染症は再流行の危険があり、今後は病気と共生していける新たな生活様式の確立が求められそうだ。

 そんな取り組み例として県は通勤など生活に必要な場合を除き、不要不急の大都市との往来は引き続き自粛するよう県民に呼び掛けているが、これは当面の対応ということなのか。

 不要不急が何を指すのかは微妙だが、ゆとりや楽しみのための外出なら、いつまでも我慢してはいられない。行き先が県内ならどうだろう。

 今回の経験では感染が大都市から拡散するケースが注目された。いわゆるクラスターになりやすい場所や施設の利用は県内でも避けるべきだが、それが大都市にあるならなおさら。

 遊びや趣味、買い物なども県内で済ませられるのなら県内で。需要が高まれば店舗など供給側のサービス充実も進む。だとすれば脱ベッドタウン化も「コロナ時代」の新たな生活様式の一つに違いない。(松)

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