注目記事奈良県内の自治体異動名簿掲載

国原譜

特措法に基づく要請を受けて休業していた施…

 特措法に基づく要請を受けて休業していた施設の多くが順次再開され、感染防止と社会経済活動の両立を目指す取り組みが県内でも動き出した。

 新たな感染者の報告は4月21日に1日当たり最多の9人に達したが、以降は沈静化する方向にあり、今月10日からは新規ゼロが続いている。

 ゴールデンウイークを前に県が多くの人が集まる施設の使用制限を要請、県民にも不要不急の外出自粛を呼び掛けたときは先行き真っ暗の状態だったが、やっと出口が見えてきた。

 商店街や大型商業施設を歩くとマスク姿の買い物客が行き交い、飛沫感染を避ける店の呼び掛けに従って距離を取りつつ、レジに並ぶ姿も。

 まだ積極的な外出や買い物に及び腰という人もいそうだが、これからはマスク着用、手洗い励行など感染対策を怠らない“コロナ時代の新しい生活様式”を身に着けて対応したい。

 とはいえ感染リスクは残されている。もし体調に異変を感じたら早めに相談を。県は従来の重症化予防だけでなく、安心感を与える観点からもPCR検査の積極的な実施と体制整備の推進を示している。(松)

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