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国原譜

とまどいながら訴え続けてきた宇陀市議選…

 とまどいながら訴え続けてきた宇陀市議選の候補者も、いよいよ運動最終日となり、あすは投票日だ。どんな審判が下されるか注目したい。

 高見省次市長に対する不信任決議に伴う市議会解散によるもので、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中での選挙戦となった。

 各陣営ともそれぞれ工夫を凝らした運動を進めてきた。個人演説会ができないために、街頭演説や選挙カーを走らせての支持を訴えることと、政策ビラを新聞の折り込みにしている。

 前職や元職組は守りに徹して地域を固めるが、有力新人の動きも活発で、当落線上で争っている。「この時期の選挙なんて」の声もあり投票率の行方も気になる。

 新議会で再度不信任決議されれば、高見市長は失職するが、3分の2以上の議員が出席しないと成立しない。このため市長派で5人通ればいいという。

 「不信任案が提出されたら退席するのか」との質問には「中立だ」「当選してから決める」などとあいまいだ。単なる市議選ではなく、高見市長の不信任決議の是非が問われていることを知らねばなるまい。(治)

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