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国原譜

新型コロナウイルス対策で最前線を支える…

 新型コロナウイルス対策で最前線を支える医療従事者に感謝と敬意を伝える方策として、県は県民らの寄付金を財源とする基金の造成を決めた。

 28日の臨時県議会で条例案を可決。寄付は5月1日から受け付けるとしており、医師や看護士らに届ける応援メッセージも併せて募集する。

 最初に案が示された際、国の特別定額給付金10万円を寄付するよう呼び掛ける文言があり、県会厚生委員会でも質問が出たが、給付金とは関係なく広く県民、事業者の善意を募る。

 基金の活用法について県は、激励金として医療従事者に贈ることを想定。荒井知事は「県民からの拍手を添えて手渡したい」と話している。

 一方、県看護協会などが知事に提出した要望書では、感染の不安を抱えながらも奮戦する医療従事者が感染の媒介を疑われ、中傷を受ける場面も出ているといい、憂慮される事態。

 なかなか終息時期が見通せず、一部では疲労感やいら立ちも広がっているが、正念場の連休を迎え、改めて一人ひとりが感染防止と主体的に向き合わないと。その中で基金への寄付についても考えたい。(松)

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